炎症性腸疾患な風景

間質性膀胱炎,潰瘍性大腸炎,膠原病と共に生きる人の日記

手術しないと治らない膀胱炎を知ってほしい

NHK Eテレの「チョイス@病気になったとき」という健康番組。

いつだったか、潰瘍性大腸炎とクローン病が取り上げられた時に、Twitter上のIBD民があーだらこーだらうるさかったよね。

あんな内容なら誤解されるとか、そんなに簡単に治らないとか。

今週のチョイスは膀胱炎特集!!

www4.nhk.or.jp

私もテレビの前で大いに悪態をつくかもしれない(笑)。

でも、まずたくさんの人にこの病気を知ってもらいたいです。

たった45分の番組なんだもの。病気の概略が紹介されれば、いいんじゃない。

私の先生がよく言う「だいたいでいいから」っていうやつ。

今回は私の持病の一つで、潰瘍性大腸炎とほぼ同時期に発症した間質性膀胱炎という病気が取り上げられるようです。予告編の動画が示唆するように、これは手術しないことには治らない難病なんです。

f:id:okatamako:20200212195536j:image

他の難病と同じように完治することがないという設定であり、しかも寛解を維持する薬もなく、今日現在で保険収載されているのは膀胱水圧拡張術のみ。

とはいえ、適応外処方や治験、臨床研究なんかもあるので、まずは信頼できる先生を見つけるのが一番大切。

どんな手術かというと、膀胱に生理食塩水を入れて膨らまします。

私の場合は執刀してくれた主治医から700cc入ったと聞きました。でも、カルテには600ccと書いてあるらしく、紹介先の専門医の先生があわてて「だいたい600ccということです」とフォロー。

病変を焼灼してくれたという話も退院後しばらくたってから聞いたんですけど、外科ってみんなこんなふうに大雑把なんですかね(=^▽^)σ

これはテレビ向けに用意されたわりとグロくない膀胱鏡画像と思われます。

f:id:okatamako:20200212220944j:image

大腸内視鏡検査だと血管透見像といって、粘膜下の血管が透けて見えることが良い状態とされますが、膀胱は逆に血管新生(よー知らんけど)がうじゃうじゃしてるのがダメらしいです。

ちなみに私の膀胱鏡画像は外来でも血走った眼球みたくなってて、術中のもホラー。

術後も一度カメラを入れたことがあって、その際はNBIに切り替えた画像を専門医の先生が丁寧に説明してくれました。

IBD治療に例えると、バルーン拡張術みたいなものです。狭窄ができた腸管を内視鏡で押し広げる施術がありますよね。

膀胱は、それそのものが尿をためるバルーン(ふうせん)みたいなものなので、膀胱鏡で観察しながら生理食塩水を入れて、拡張するということです。

バルーン拡張術にも線維化とか再狭窄といった課題があるように、水圧拡張術で膨らました膀胱も半年くらいで元の容量に戻ってしまうというのが定説で、皆さんこれが手術をためらう理由の一つだったりするのではないでしょうか。

間質性膀胱炎というのは症状的には抗菌薬で治る普通の膀胱炎と似ていますが、慢性炎症が持続することによって、膀胱が萎縮していく病気です。←先に言いなさいってば(;´∀`)

詳しくはEテレで。2/15の夜8時はみんなでチョイスを観よう!!