間葉系幹細胞、最近話題になっていますよね。
ちなみに札幌医科大と少し違うんですが、北海道大学も兵庫医大と連携して、羊膜間葉系幹細胞でクローンの治験をやっています。
— IBD事務局(広島・姫路・UC外科) (@ibd_uc_cd) May 12, 2019
―世界初の治験!クローン病や急性GVHDに対する新たな細胞治療― 「羊膜間葉系幹細胞の治験製品提供と医師主導治験」を開始 https://t.co/WUdBjmCvgU
クローン病ではフェーズ2まで治験が進んでいるとのこと。フォロワーさんの中で既に受けられた方もいらっしゃるのでしょうか?
クローン病(p.2)や急性GVHD(p.3)といった難治性疾患には、副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤といった炎症・免疫を抑える薬が治療に用いられますが、すべての方に必ずしも有効ではありません。一方、MSCにも免疫を調整する作用があり、我が国では骨髄MSCが急性GVHDに対する再生医療等製品として既に実用化されています。兵庫医科大学病院および北海道大学病院の研究グループでは、骨髄MSCよりも、①幹細胞数が多く、②増殖能も高く、③採取に侵襲性のない「羊膜MSC」を用いた細胞治療研究を進めており、この度、世界で初めて「羊膜MSC」の治験薬製剤化に成功し、クローン病や急性GVHDに対する医師主導治験を開始するに至りました。
―世界初の治験!クローン病や急性GVHDに対する新たな細胞治療― 「羊膜間葉系幹細胞の治験製品提供と医師主導治験」を開始 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
間質性膀胱炎でも似たような臨床研究とかやってないのかなと、軽くググってみたところ出てきたのがコレ。
でも、間葉系ではないんですね。そうですか・・・。
う〜ん、"革新的治療法"というタイトルが泣けてきます。
2019年現在、間質性膀胱炎という病名で保険適応になっているのは、膀胱水圧拡張術のみ。私が2年前に受けた診断と治療を兼ねた手術です。飲み薬はみんな適応外処方(´;ω;`)ウッ…
そして、もうすぐ保険収載されるのがDMSOの膀胱注入。このDMSO治験にはお声がけいただきましたが、カンシツ闘病記: 間質性膀胱炎ときどき潰瘍性大腸炎にも書いたとおり、術後6ヶ月の時点で「もう十分よくなっているので受けなくていい」と判断され、今日に至ります。
でも、またいつかは炎症(ハンナ病変)がぶり返し、不可逆的な膀胱萎縮をもたらすのではないかという不安は消えません。IBDみたいに研究が進み、治療法が増えるといいなあ。
Twitter上でバズった我が家のアスパラ畑です。
自分ちで採れたのバター焼き pic.twitter.com/FwqGo20voD
— 丘珠子 (@okatamakocom) May 11, 2019